FAGAと年齢の関係
40代になってから髪の毛が薄くなってきた気がする。
髪の毛のボリュームが減って細くなってきた。
それらの心配はFAGAが原因かもしれません。
あなたの心配の種である脱毛症状が発生する理由と年齢の関係性について知識を紹介したいと思います。
今は関係ないと思っている人でも、年をとると発症する可能性もあります。
他人事だと思わず、自分の事だと思って知識を身につけておきましょう。
女性版AGA「FAGA」
FAGAとは女性男性型脱毛症の略称です。
びまん性脱毛症とも呼ばれています。
FAGAは女性のAGAと言われている有名な脱毛症です。
髪の毛全体が薄くなったり、髪の毛が細くちぎれやすい状態が続いているのであればFAGAを疑う必要が出てきます。
FAGAの特徴
FAGAはゆっくりと症状が進むので、脱毛症状に気が付きにくいです。
FAGAの症状には特徴があるので、それらに当てはまるものがあったならこれから先どのように治療や対策をするかを検討する必要があります。
・髪のボリュームが全体的に減ってきた
FAGAは男性のAGAのように前頭部や頭頂部を中心に髪の毛が抜けていくのではなく頭全体の髪の毛が徐々に減っていきます。
髪の毛のボリュームが減っていることはパッと見てわかりにくいので一年前や半年前の自分の写真と見比べてみたり、美容師さんに意見を求めることで判断することが出来ます。
・髪が細くなってきた
FAGAが発症すると髪の毛が成長する時間が短くなってしまうので
髪の毛の強度が弱くなってしまいます。
髪の毛が細くなった、ちょっとした力でちぎれてしまった。
これらが長期間続くと、FAGAを疑う必要があります。
・頭皮が見えてくる
髪の毛が細くなり、抜け毛が増えることによって健康な髪の毛と比べて頭皮が見えやすくなります。
全体のボリュームが減っている時の判断材料でもあるので頭皮の見えている面積もチェックしましょう。
・抜け毛の質
短い抜け毛や細い抜け毛はFAGAによって短くなった成長期によって
十分に成長できなかった髪の毛かもしれません。
何気なく捨てている抜け毛を確認する習慣をつけてFAGAかどうかを判断してみましょう。
女性なら誰でも起こる可能性があります
FAGAは男性型脱毛症と違って誰にでも発症する可能性があります。
年齢により発症率は変わりますが、女性であれば誰が発症しても不思議ではない脱毛症なので自分も将来薄毛になるかもしれないと構えておく必要があります。
FAGAが発症する理由とは
FAGAはなぜ発症するのか。
この疑問についてこちらの項目で紹介したいと思います。
FAGAの治療、対策の為には必ず必要になる知識なので薄毛、抜け毛に悩んでいる人は必ず覚えていってくださいね。
FAGAはホルモンバランスの乱れが原因だった
FAGAは女性のホルモンバランスが乱れることによって脱毛症状が現れます。
女性の体の中には男性ホルモンよりも女性ホルモンが多いので男性よりも抜け毛が少なく、ヘアサイクルの成長期も長いです。
しかし、生活習慣が乱れていたり年齢を重ねることによって女性ホルモンの分泌量が低下してしまい男性ホルモンの働きが強くなります。
女性ホルモンの分泌量が低下している時に男性ホルモンのテストステロンと頭皮に存在する5αリダクターゼ(個人差アリ)が反応することによりジヒドロテストステロン(DHT)が生成されてしまい薄毛の原因となります。
ジヒドロテストステロンの働きは女性ホルモンの働きによって抑えられるので男性のようにハゲあがることはありませんが髪の毛が細く弱くなってしまい髪全体のボリュームが減り、抜け毛が多くなってしまいます。
FAGAは40歳前後に発症しやすい
FAGAは発症しやすい年齢が決まっており理由も明らかになっています。
結論から言うとFAGAは40歳前後に発症する傾向が高いです。
40歳前後に発症しやすいメカニズムと一緒に説明したいと思うのでもうすぐ40歳を迎える人や抜け毛に悩んでいる人は必ずチェックして下さいね。
なぜ40歳前後に発症しやすいの?
FAGAはなぜ40歳前後に発症しやすいのか。
それは女性のホルモンバランスが大きく関わっています。
FAGAの原因として女性ホルモンの分泌量が低下することにより男性ホルモンの働きが活発になると紹介しました。
40歳前後になるとFAGAが発症する確率が高くなる理由は年齢によって女性ホルモンの分泌量が低下することが大きく関わっています。
女性ホルモンは30歳頃をピークに分泌量がどんどん低下してしまい40歳頃になるとピーク時の7割程度しか分泌されなくなってしまいます。
女性の体の仕組みがFAGAの原因となっているのです。
そのため、個人差はありますが40歳前後にFAGAが発症しやすいと言われています。
若年層の発症は稀
FAGAは女性ホルモンの分泌量が低下することによって発症する確率が高い脱毛症状なので20代の女性ホルモンの分泌量が増加し続ける若年層の発症は稀です。
もし20代の若い方が脱毛症状に悩まれているのであればFAGA以外の脱毛症の可能性を疑ってみる必要があります。
FAGAには正しい知識が必要
FAGAの治療に挑むと決めた時には、根拠のある正しい知識が必要です。こちらの項目で注意点を紹介したいと思います。
自己判断が危険な理由
薄毛や抜け毛を解消したいからという理由で市販の男性向け育毛剤(リアップ等)を使ってみたりAGA治療薬(プロペシア等)を投薬しようとする人がいます。
医師の相談なしにそれらの治療を自己判断で実行するのは非常に危険です。
男性向けに作られた育毛剤やAGA治療薬を女性が使うと体調不良の原因となったり、症状が悪化する恐れがあります。
(フィナステリドを主成分とするAGA治療薬「プロペシア」は女性への使用が禁止されています。)
配偶者の方が使っているAGA治療薬や育毛剤を自己判断で使わないように気を付けてください。
女性用の治療薬を使いましょう
AGAにはAGAの治療法。
FAGAにはFAGAの治療法があります。
女性専用の育毛剤も販売されていますし医師に相談することで女性の為の脱毛治療を行うことが出来ます。
自分に合った治療をすることが薄毛治療の第一歩となるので焦らずに冷静に判断しましょう。
そもそもFAGAではないかもしれない
FAGAの特徴にも当てはまらないし、40歳前後でもない。そんなあなたは、FAGAではないかもしれません。
ヘアケアや生活習慣、髪型が原因となって薄毛や抜け毛になることもあるのでFAGAと決めつけずに自分の薄毛の原因を特定しましょう。
まとめ
FAGAの原因、年齢の関係性などの知識を紹介しました。
髪の毛は女性の命といわれているほど大切なものです。大切な髪の毛を守るためには適切な治療が必要です。
一人で悩まずに、まずは無料カウンセリングなどで不安や悩みを解消してみませんか?
医師に相談することが治療の第一歩ですよ!
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