【医師が解説】髪の毛を染めたり、パーマをかけた人でもAGA治療を受けられますか?

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髪の毛を染めたり、パーマをかけた人でも、AGA治療を受けることは可能ですか?

パーマや毛染めが頭髪に与える影響は、2つ考えられます。

ひとつは毛幹(毛根より上のいわゆる髪の部分)自体にダメージを与えることです。毛幹のダメージと薄毛は関係がありませんからAGA治療への影響はありません。

もうひとつはパーマ・毛染めの施術により頭皮がダメージを受け、そのダメージにより急激に抜け毛が起きている場合です。その場合は、まずその状態を改善しなければいけませんから、AGAの治療は一時様子を見なければなりません。

このケースにあたらない場合は、毛染めやパーマを行っていても、AGAの治療は問題なく可能です。ただし、治療中に毛染めやパーマを行うと、実際の毛量と比較し外観の毛量が変化します。

ゆえに治療前後の写真の比較が難しくなる場合が、時としてあります。それは髪の長さの大きな変化にも言える事なのですが、実感の変化よりも写真での客観的な変化に重きを置く場合は、治療中にヘアースタイルを大きく変える事はお勧めできません。

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