ハゲの前兆を見逃さないで!気をつけたい薄毛のサイン
ハゲの前兆は髪や頭皮にあらわれる!
ハゲの前兆・予兆は髪の毛や頭皮など様々な部分に現れます。以下のような現象が観察された場合、それは、ハゲの危険信号といえるかもしれません。どんな変化が起こるのかを予め知って置けば、変化に気づきやすく対処もしやすくなりますよ!ぜひチェックしてみてください。
抜け毛の毛根部分が黒い
毛根とは毛髪を作り出す働きをしている髪の毛の根元の部分のことで、普段は頭皮の内部に埋まっているため目にすることができません。
このため、毛根の状態を確認するには、抜け落ちた毛髪の根元を観察するようにしましょう。正常な毛根はマッチ棒のような楕円形で白っぽい色をしています。
これに対して、成長途中にある毛髪の毛根は黒色をしています。また、頭皮の血流が悪く、色素細胞に異常が見られる場合もやはり毛根部分が黒色になる傾向があります。
このように、抜け毛の毛根部分が黒色であることは、毛髪が成長途中で抜け落ち、正常なヘアサイクルが保たれていないことを示しているといえ、ハゲの前兆の可能性があるのです。
抜け毛が急激に増える
「最近、抜け毛の量が急に増えた気がする…」「前よりも髪の毛が抜けやすくなった」そんな風に感じた場合はハゲの前兆かもしれません。
毛髪はヘアサイクルに従って成長や脱毛を繰り返しているため、抜け毛があること自体はおかしなことではありません。一般的に、健康な人では1日に50~100本程度の頭髪が抜けるといわれておりこの程度の量でしたら気にする必要はないでしょう。
また、秋などの季節の変わり目には1日に200本近く抜けることもありますが、これは動物の換毛期のようなもので、通常は1ヶ月もすれば元通りの抜け毛の量に戻ります。
しかし、1日に300本以上も抜け毛が生じるようになり、その状態が続くようでしたらそれはハゲの前兆である危険性がかなり高く、早急な対策が必要となります。
短い毛が抜ける
抜け毛に短い毛や細い毛が目立つようになったら要注意です。
こうした髪の毛は成長期に十分に発育しないまま抜け落ちてしまっており、ヘアサイクルが正常に機能していないことの証拠でもあります。
これらは頭皮に栄養が十分に行き渡っていないことも意味しており、こうした状態が続くとハゲに進行する可能性があります。
髪が柔らかくなる
生まれたときから髪質が柔らかかったという人は問題ありませんが、大人になってから急に髪の毛が柔らかくなったという人は注意が必要です。
これは頭皮の血行が悪くなり、新陳代謝が悪化していることを示しているためです。血行不良により髪質が細くて柔らかい「猫毛」に変質してしまうことがあり、これらはハゲの前兆とも考えられています。
頭皮が脂っぽくなる
脂っぽい頭皮はハゲの前兆の可能性があります。AGAの原因となるジヒドロテストステロンと呼ばれる男性ホルモンは頭皮の皮脂の分泌を増加させる働きがあります。
このため、頭皮が脂っぽいということは、ジヒドロテストステロンが強く働いているという可能性があり、ハゲの危険信号といえるのです。
また、頭皮の常在菌の一つであるマラセチア菌は皮脂を好む真菌として知られています。頭皮に皮脂が多いとマラセチア菌が大量に繁殖してしまい、脂漏性皮膚炎などを引き起こし、毛髪の発育が阻害されてハゲにつながる可能性もあります。
頭皮が赤くなる・かゆくなる
赤い頭皮は、その部分に炎症が起こっていることを意味しています。
これは、シャンプーや整髪料の刺激が原因となっている場合もあれば、細菌や真菌などの異常繁殖が原因となっている場合もあります。こうした頭皮の炎症は正常な毛髪の発育を大きく妨げるためハゲの前兆ともいえ、早急に改善する必要があります。
頭皮のかゆみは皮脂の過剰分泌や炎症が起こっていることを意味します。ご説明したようにこれらはいずれもハゲの前兆となりうるため、ただちに改善を促すようにしましょう。
頭皮が硬くなる
頭皮が硬くなっていたり皮膚がつっぱっているような感じがする場合は要注意です。正常な頭皮は柔軟性があり、毛穴をスムーズに開閉させることによって毛穴の奥の汚れを表面に押し出すことができます。
これに対して血行不良などで硬くなった頭皮は毛穴の開閉が阻害されてしまい、毛穴の奥に汚れが詰まったままになりやすくなります。こうした汚れは毛髪の発育にも悪影響を及ぼし、ハゲにつながってしまうのです。
ハゲの前兆を感じたら早期治療と対策をしよう
先述したようなハゲの前兆を感じた場合は、早急な対策が必要になります。
ハゲは早期治療がきわめて重要であるといわれており、放置すればするほど治療が難しくなってしまいます。治療や対策には様々な手段がありますが、代表的なものには以下に示すような方法があります。
育毛剤を使う
ハゲの前兆はあるものの、まだ症状が発症していないという方はまずは育毛剤を使用しながら経過を観察されるのがよいでしょう。
育毛剤は医薬部外品のカテゴリーに分類される商品で、医薬品の発毛剤ほど作用は強くありませんが、頭皮に栄養を与えて毛髪の成長を促進する働きをもちます。
また、育毛剤には殺菌作用があるものもあり、頭皮の雑菌の繁殖を抑えて、毛髪が育ちやすい環境を作るはたらきをします。
育毛剤はドラッグストアやネット通販などで簡単に入手することができるので、ハゲの前兆がある方はぜひお試しください。
発毛剤を使う
多量の抜け毛があるなどハゲの前兆が強く現れている方には発毛剤の使用をお勧めします。発毛剤は医薬品であり、育毛剤と比べてより高い効果が期待できます。
有名な発毛剤には大正製薬から発売されているリアップシリーズがあります。薬剤師のいるドラッグストアや薬局、ネット通販などで購入することができるようになっており、購入しやすいことから男性にも女性にも人気があります。
より本格的な対策や治療を希望される方はこのような発毛剤の使用を検討されるのが良いでしょう。
生活習慣を見直す
生活習慣の見直しもハゲの早期対策に重要です。
夜更かしを避けて早寝・早起きを心がけるようにしましょう。寝ている間には毛髪の成長を促進させる成長ホルモンが分泌されるため、睡眠時間の確保は非常に大切です。最低でも6時間は睡眠をとるようにしてください。
煙草やお酒を控えることも毛髪の健康を維持するうえで大切なポイントです。飲酒については適量であればそれほど悪影響はありませんが、タバコは毛髪以外の健康面でも百害あって一利無しといわれているため、この機会にぜひ禁煙にチャレンジすることをお勧めします。
食生活を見直す
食生活の見直しもハゲの早期対策としてはきわめて重要です。
バランスのきちんととれた食事をすることで毛髪にしっかりと栄養を行き渡らせるようにしましょう。
タンパク質、ビタミン、ミネラル、亜鉛などを豊富に含んだ食事を3食とることを心がけ、トランス脂肪酸などの油物を多く含む品目はできるだけ避けるようにしてください。
食事で摂取しづらい、もしくは不足しがちな栄養素については、サプリメントで補うのもオススメですよ。
シャンプーを見直す
シャンプーの仕方が間違っていたり、刺激の強いシャンプーを使用していたりすると、薄毛や抜け毛の進行につながってしまいます。
シャンプー時は爪をたてずに洗う、シャンプーはしっかり泡立てる、すすぎは時間をかけて丁寧に行うなど正しいシャンプーの仕方を習得して実践することが大切です。
また、シャンプーを選ぶ際には石油系シャンプーや高級アルコールシャンプーなどと呼ばれる頭皮への刺激が強い成分を含んだシャンプーはなるべく避け、頭皮に優しいアミノ酸系の成分を含んだシャンプーを用いてヘアケアをすると良いでしょう。
クリニックに行く
抜け毛や薄毛が気になりだしても「まだ医師に相談するほどではないから…」と育毛剤やシャンプーの変更など、まずは自宅でできる薄毛対策を行う方が大半です。
特に女性は薄毛についての悩みを誰にも知られず治したいと思っている方が多く、男性よりもクリニックでの治療に抵抗を感じてしまう傾向があります。
しかし、ハゲや薄毛は治療が早ければ早いほど改善も早いのです。様々なクリニックで薄毛やAGA、FAGA(びまん性脱毛症)の早期治療を推奨するのにはこういった理由があります。
できることからまずは対策を行うのは間違っていませんが、それらを行っても望むような改善が見られなかった場合やますますハゲが進行している場合には、医師に相談するというのも選択肢の一つに取り入れてみてください。
「どうしてもクリニックに行きたくない」「人目が気になる…」という方も、クリニックによっては遠隔診療を利用して治療を受けられる場合がありますよ。
まとめ
今回は代表的なハゲの前兆・予兆についてをご紹介しました!髪や頭皮などに変化があり、もし今回ご紹介した項目に当てはまるようながあった場合は、注意深く抜け毛の状態等を観察してみてください。
先述の通り薄毛治療は早ければ早いほど効果が出やすく改善しやすいので、状態に合わせて対策を練っていきましょう!
この記事を読んだ人はこれも読んでいます
-
AGA対策におすすめの育毛サプリメントと選び方のポイント
-
中学生や高校生も悩む!10代の「若ハゲ」その原因と対策!
-
シャンプーは2日に1回が正解?抜け毛予防の効果があるって本当?
-
育毛シャンプーに薄毛を改善する効果はあるの?
-
【保存版】AGA治療方法まとめ
-
頭皮の日焼けに要注意!紫外線と薄毛の関係
-
女性の薄毛「FAGA」 進行パターン一覧
-
季節によって抜け毛の量が変わる「季節性脱毛症」とは